経済産業省「新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価を行います」
製品評価技術基盤機構「NITEは新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価を行います。」
アルコール消毒薬の品薄状態を受けて、その他の消毒薬が新型コロナウイルス SARS-CoV-2 を不活化できるかどうか、文献調査、有識者ヒアリング、実証実験等を実施し、随時結果を発信するとのこと。
当ブログでも、強酸性次亜塩素酸水は効果があるはずといった趣旨の記事を発信しておりますが、今回こういったことも実証されることになりますので、とても重要な取り組みだと思います。
今回3種類の薬品が検証対象です
以下の3種類が検証対象になるとのこと。
- 「界面活性剤(台所用洗剤等)」
- 代表的な界面活性剤8種
- 「次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)」
- 食品添加物 (殺菌料) として指定されている強酸性電解水、弱酸性電解水、微酸性電解水から4種 (こちらの記事もご覧ください)
- 「第4級アンモニウム塩」
- 塩化ベンザルコニウム
台所用洗剤は言わずもがなですが、次亜塩素酸水も塩化ベンザルコニウムも入手しやすいものばかりですので、これらの効果が実証されると非常にありがたいですね。
強酸性電解水は生成器が市販されています
強酸性電解水は、家庭でも置けるような簡単な生成器で食塩水から生成できるものです。最近品薄ですが、10万円前後で購入可能です。
ちなみに、2万円前後で次亜水生成器と称しているものは、だいたい次亜塩素酸ナトリウム水溶液の薄いものを作る装置で、除菌効果も薄いので気を付けてください。ハイターを買ってきた方がマシです。
弱/微酸性電解水は完成品が市販されています
弱/微酸性電解水は強酸性電解水に比べて日持ちするので、完成品が買えます。ただ、けっこう高いので、常用するなら強酸性電解水の生成器を買ってしまいたいですね。
塩化ベンザルコニウムは除菌ウェットティッシュによく使われています
ノンアルコールタイプの除菌ウェットティッシュの有効成分として、塩化ベンザルコニウムがよく使われています。ベンザルコニウム塩化物、ベンザルコニウムクロリドという表記も良く見かけますが、同じものです。逆性石けんとも呼ばれていて、界面活性効果もあります。
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